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思わせぶりなタイトルで恐縮だが、日本という国を大切に思う皆さんにどうしても今言っておきたいことがある。私は元々魑魅魍魎の蠢く政治の世界には興味がなく、この事に気がついたのはつい一週間ほど前のことなのだが、以来胸の動悸が治まらない。長くなってしまうので結論から先に言うと、最近政界で
「外国人参政権」
「地方分権」
「移民1000万人受け入れ」
をそれぞれ実現させようという動きが民主党や自民党の一部にあると聞くが、8月30日に予定されている衆議院議員選挙においてそれらの主張を持つ議員への投票を行うことは即ち
「日本が中国になる」
可能性を意味すると一人でも多くの人に知ってほしい、ということだ。
私はここまで気づくのに2年かかった。何があったかは以下。
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今から2年前、メルボルンで暮らし始めて数ヶ月後のことだ。気分的にようやく落ち着いてきたので、家からトラムで5分の場所にある語学学校に通うことにした。
クラスは入学前の面接でレベル分けされ、1クラスにつき40名前後でその半数以上は中国人、その他は日本、台湾、韓国、インド、タイ、ミャンマー、ラオス、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、インドネシア、マレーシアのアジア系、ロシア、レバノン、マケドニア、ポーランド等のヨーロッパ系、リベリアからのアフリカ系が各1~3名ずつとてんでバラバラ。
それまで私は中国の人は日本のことを嫌っていると信じこんでいたので、「学校で誰かに絡まれることもあるかもしれないな」と身構えていた。ところが、私が日本人だと分かると中国人以外の人はもちろんの事、中国人も皆「日本のドラマが好き」「マンガが好き」「日本の化粧品を愛用している」「日本で食べた抹茶アイスがおいしかった」等好意的に話しかけてきた。ニコニコしながらノートに「木村拓哉」とか「酒井法子」とか書いてくれた。これには
「なんだ、中国人って感じいいじゃん」
とすっかり拍子抜けした。 そして、お互い不慣れな英語でのコミュニケーションに苦労しながらも久しぶりの学生生活を謳歌していた。
学校に通い始めて気づいたことだが、学校の最寄駅周辺を歩く人のうち9割はアジア人でその多くは中国系のようだった。商店街は中国語の看板であふれそこはまるっきり中国。オーストラリアに中国からの移民が多いことは知っていたが、改めてその現実を目のあたりにして驚いた。
そんなある日、事件は起こった。選択授業で一人別のクラスに行くことになった。いろいろなレベルのクラスから集まった生徒たちは面識のない人ばかり。
授業では英語とそれ以外の言語の語順の違いについて知ろうという主旨で、英語の例文の下に各国の生徒が それぞれの言語で対応する語句を色を分けて黒板に書いていた。その時日本人は私一人。場所が空いたので前に出て日本語で対応する文を黒板に書いていた時のこと。突然中国人グループのテーブルに座っていた30歳前後くらいの男性が
「日本で使っている漢字は中国から伝わったものだ!」
と大きな声を出した。すると、同じテーブルに座っていた他の20~30代の男女4人も
「そうだ!そうだ!」
と一斉に囃し立て始めた。 初老の女性の先生は突然の騒ぎに困惑顔で「本当なの?」と私に聞いてきた。私は「そうです」と答えた。
中国人グループは私に向かって「ヒッヒッヒ」としばらく嘲るように笑っていた。私は内心とても驚いていたのだが、なるべく表情を変えずにそのグループを見つめた。 他のクラスメート一同は異様な雰囲気に戸惑っているようだった。ほどなくしてグループは黙り騒ぎは収まったが
『・・・一体何なんだ、この人たちは』
という違和感はいつまでも私の心の中に強く残った。やはり中国人は日本人が嫌いだったのか?
その後学校生活を終えメルボルンで暮らす中でカフェや八百屋さん、コンビニ等のショップで中華系と思しき人と直接言葉を交わすことがあった。恐らく店員さん側は私が中国出身ではなく日本人(あるいは韓国人)だと察しがついているはずだが、だからと言ってあからさまに失礼な態度をとる人などいない。むしろ「君、日本人?」と嬉しそうに話しかけられることもある。
それと平行して、テレビやネットで中国人民軍によるチベットでの残虐非道なふるまい、北京五輪前の長野で行われた聖火リレーでチベット弾圧中止を訴えるため集まった活動家に対する大勢の中国人留学生たちのふるまい、そして最近では新疆ウイグル自治区での暴動のニュースを見てきた。
この2年間1対1で言葉を交わした中国人たちと、私をからかったグループ、ウイグル、長野の騒ぎでの中国人たちのイメージが重ならずずっとモヤモヤしていた。大勢集まるとつい気が大きくなって周りの見えない行動に出る集団心理は民族に関係なく働くものだが、それが他者への威嚇、時に暴力行為にまで及ぶのはなぜか。そして、一つの仮定が生まれた
――もしかして中国人の多くは内に相当の不満を溜め込んでいて、集団になると何かのきっかけでそれが爆発しやすい傾向があるのではないか。しかも、自分達の数の力をもって大騒ぎをすればある程度効果があることを理解しているのでは――
クラスメートから聞いた話によると、中国国内の暮らしは相当不自由を感じるもののようだった。インターネット閲覧に国の検閲が入るという話は有名だ。ある女性は信仰するキリスト系の宗教がらみで当局の家宅捜索を受けた話をしてくれた(勧誘も熱心にしてくれたが、丁重にお断りした)。
私はテニスファンで近年躍進著しい中国人女子プレーヤーの例を挙げると、つい最近まで選手はコーチや出場トーナメントを自分の意志で選べず、中国テニス協会の指示に従わなければペナルティを課せられたという。彼女達がプロに転向して数年経った昨年末、ようやく稼いだ賞金のうち7割を選手自身が受け取る権利を得たという報道もあった(それ以前はその半額だったとか)。ある選手の「国の命令がなければプロにはなっていなかった」と発言を目にしたこともある。
国からの縛りがきつい窮屈な日常の中で、外に違う世界があると思えば夢を見るのは必然。だからこそ、リスクを承知で多くの中国人が諸外国に流出しているのだろう。しかし、外国に出て自由を得たところで、その土地でもいつまで経っても外国人扱い。それどころか現地の人から疎まれるケースが圧倒的のようだ。中国系移民が多く暮らす国では今何が起きているのか。
リンク: 中国人「移民受け入れ」一考 博士の独り言.(カナダ・バンクーバーの例) ←時間がない人はこれだけでも読んでほしい
リンク: レコードチャイナ:移民問題の深刻なプラート、中国系住民を対象に治安強化へ―イタリア.(イタリア・プラートの例)
日本でも外国人受け入れが積極的に行われるようになれば、自国から近く、欧米的なものより馴染みやすいカルチャーが豊富で、漢字を使い、日常生活で容貌が周りから浮き立つことのない日本での生活に多くの中国人が自分の新天地を求めるのは想像に難くない。
同時に、私をからかった中国人グループの一件から見るに、心の底には日本に対して複雑な思いも抱えているようだ。中国の公教育の場で行われているという「反日教育」というもののせいだろうか。ちなみに「反日教育」とはWikipediaによると、
中国・韓国・北朝鮮における歴史教育に対し「第二次世界大戦における日本の侵略性、加害者性を過剰に強調し、これらの国が受けた被害を殊更強調する教育」をしているとして日本側が反日教育と呼ぶことがある。
最初にクラスメートとして出会っていたら彼らも普通に会話をしてくれたかもしれないが、お互い面識のない少数の日本人と中国人多数が一堂に会したとしたら、私が体験したのと同じような出来事は再び簡単に起こり得るのではないか。
日本で移民1000万人の受け入れが実現すれば、在日外国人の生活権利を巡り行政との間で何らかの摩擦が生まれることはまず間違いない。そんな状況下で長野の聖火リレーの時のように共産党から何らかの指令がきたとしたら?反日教育の成果のおかげで
「今の自分たちの生活が悪いのは日本人のせいだ!」
と集結した大勢の中国人が片手に棒を持って暴れだしたとしても、誰に命令されたわけでもないはずの中国人グループから(単なるからかいに過ぎないとは言え)攻撃を受けた身として私は驚かない。日本人の抵抗次第ではチベット、ウイグルで起きたように血みどろの大抗争になる可能性だって十分有り得る。
恐ろしいのは、最近にわかに「地方分権」も叫ばれ始めたことだ。「権限や財源を地方に移譲し、これによって地域の特性に即した”まちづくり”が可能になる」「国会議員の数が少なくて済む。国会議員の権力を弱めることができる」と聞けば何だか良いアイデアのようにも思われるが、果たして本当にそうか?
地方が政治の決定権を握るということは、今より少ない人数でその地域における重要なルールを決めてしまえるということだ。極端な話だが、ある選挙区の過半数が外国人だったとしたら?そして参政権を持っていたとしたら?数の力で何とかしてしまえるのなら、自分達に都合の良い方に法律を変えたくなるのが自然だろう。日本人ではなく流入してきた外国人が政治の決定権を握る地域。そこは最早「日本」と呼べるのだろうか?
外国人を1,000万人受け入れると、現在日本に在住する外国人約200万人と合わせてほぼ東京都の人口に匹敵する勢力が国内に生まれる。そして、1000万人の国籍の内訳は明らかにされていないが、地理的な観点でも世界の人口の割合から考えても、中国からの移民がかなりの割合を占めることになるだろう。
「これからやって来る外国人も現在日本で暮らしている外国人のように日本語を積極的に学び、日本の習慣に合わせる努力をそれなりにしてくれるはず。差別は良くない」と心優しい日本人は期待するかもしれない。
語学学校で私の見た限りでは、中国系の生徒は中国語を話す人間で一つのテーブルを固め、授業で発言する時以外はほとんど中国系同士で中国語を話していた。無理もない。日本人が周りにたくさんいたなら私だって日本人と日本語で話しただろう。わざわざ下手な英語でバックボーンの異なる他国出身の人間と話すより、母国語でやり取りする方がストレスが少なく会話が楽しいのだから。それでなくても慣れない外国生活でストレスがたまっているのに。
一斉に大量の中国人が日本に越してきたら、上記の語学学校と同じような状況になる。自分と同じ言葉を話す人間に大勢囲まれ一通りの用事が足りれば、どうして日本語などわざわざ勉強する必要があるのか。
日本で働いていた数年前、お兄さんが某府警の警察官をしているという同僚がいた。昼食をともにしながら彼女が
「兄の話だと、この頃外国人の犯罪がすごく増えてるらしいんですよね。このまま外国人が増えてったらどうなるんだろ・・・」
と話すのを、少子化で人口が減るため将来的には移民受け入れも止む無しとぼんやり考えていた私は、
「えー、でも、しょうがないんじゃないのー?人手が減るし」
と返した。あの頃の平和ボケしきった自分の暢気さを思い出しては呆れる。
メルボルンにはシティ中心部のチャイナタウンの他、郊外のBox Hill、Richmond、Springvale、Footscrayにベトナム系を含めて中国人が多く暮らす。どの街に出かけても「ここは本当にオーストラリアなのか」 と感じる。万が一日本で暮らす事になったとしても必ずや同じバイタリティを発揮するだろう。
が、これは日本の中にチャイナタウンが激増して「日帰りで行ける中国!本場の飲茶食べ放題バスツアーが6,800円!」で済む話ではない。日本が丸ごとチャイナタウン化する恐れが十分にあるのだ。そして、日本人の間で増 えすぎた外国人に対して排斥の動きでも起これば即座に数の力を持ってして日本を次のチベット、ウイグルに追い込むことだって有り得る。
個人レベルで話せば、中国の人もまた
「会計士の資格を取った後、自分は会計になんて全く興味がない事に気づいた」
「夫に『オレと結婚したならオレの母親も愛せ!』と怒られるが、自分にはそれが難しい」
「子供がオーストラリアの学校で勉強に付いていけるか心配」
「他の中国人みたいにコンビニや2ドルショップ(日本でいう100均)で働くのは嫌!」
等々私たちとそれほど変わらない悩みを持つ人たちなのだが、彼らが人間として尊重されるべき存在であることと、日本国内に大勢移り住んでいただくこととは話が別である。
縛りの厳しい自国での生活に疲れ、外国に出ても自国人同士で固まり、時に現地のルールを無視することから移民先の人間から警戒され、地球上のどこにも安住の地がない中国の人には同情しなくもない。
でも、お願いだから日本には来ないで。
王道の日本、覇道の中国、火道の米国

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オーストラリアで暮らすようになって以降、日本に関する日本語の情報は大方ネットから得るしかなくなった。テレビからの情報は世界各地のニュースを放送する局SBSで月~土の朝5時20分から始まる「NHK ニュース7」だけだ。本来なら眠っている時間帯なのだが、ダーさんが仕事の都合で早起きなので一緒に起きてほぼ毎日見ている。
最近は衆議院解散の時期を巡るニュースが多い。政治のニュースは嫌いだ。政治家という人で人相のいい人はまずいない。画面にアップになると思わず目を背けたくなるような顔の多いこと。特に小沢一○、山○一太、福○瑞穂の顔が苦手だ。つまりは、政治家というのは顔が歪んでしまうくらい過酷な職業だということなのだろう。あと、鳩山由○夫はどうしていつも何かに怯えたような表情をしているのか。麻生首相も以前は口がひん曲がっているところが胡散臭いと思っていたのだが、麻生首相が外務大臣時代の平成19年「マンガ甲子園」出場者に寄せたメッセージを読んで氏に対する見方が一変した。
NHKが行った世論調査の結果の話になると、なぜかしらいつも心の中にモヤッとしたものが立ち上る。これは日本にいた頃から感じていたことだが、こういうテレビ局や新聞社のアンケートというのは実際に行われているのだろうか?そしてテレビ・新聞は正しくその結果を報道しているのだろうか?考えるのも恐ろしいことだが、会社側の一存で都合の良い数字に簡単に書き換えることだって可能なのではないか?あるいは、実際に行われていたとして誰に質問しているのか。本当に対象をランダムに選んでいるのか?どこかの地域や団体のメンバーや一定の年齢層に特定していたりしないのか?
こんな事を書くとテレビ局は「失礼な!」と怒るかもしれないが、実際視聴者には真実を確かめる術が全くないのだ。近年私の感じていることと調査結果のずれが大きくなり始めてからは、あまりこの数字を信用しなくなった。
スポーツコーナーになったらなったで、しょっちゅうゴルフの石川遼くんの話題が出てくるのが不思議だ。彼が優勝しても予選落ちしても逐一結果を知らされることになる。あの若さで国内優勝できる実力は認めるが、世界レベルで考えればテニスの錦織圭選手の方がよほど注目に値するアスリートだと思うのだが・・・。
しかも石川遼くんのプレーやインタビューの模様に入ると、豪では「放送権上の制約のため海外ではご覧いただけません」のメッセージとともに静止画に切り替わる。オリンピックやWBCのニュースなら理解できるが、どうして日本国内を主戦場とする10代ゴルファーの映像をそこまで制限する必要があるのか?この違和感はロシア人デュオ「t.A.T.u.」来日時の騒動を思い起こさせる。彼女たちが生放送をドタキャンするなど騒ぎを起こすのを、テレビのこちらは「別に興味ねえよ」と白けているあの感覚。
気象予報士の半井(なからい)さんは早口で抑揚がなく何を言っているのか聞き取りづらい。特に彼女が「名古屋から那覇です」と言う時、「那覇」の「な」にアクセントを置かず一気に言いきるのが気になる。いつも心の中で
『「名古屋から那覇です」だろうが!!』
と突っ込んでしまう。関係ないが、知人の2歳半の甥っ子は彼女がテレビに出てくると途端に画面に近寄っていくくらいのファンらしい。
そんな風に「ニュース7」を見ていると終始イライラし通しだ。そう言えば日本に住んでいた終わりの数年は地上波の番組をほとんど見てなかったっけ。
私にひとときの安らぎを与えてくれるのは武田真一アナと野村正育アナの柔らかな微笑と落ち着いた語り口調、そして番組終わりの動物、子供、地域のお祭りなどと伝えるほのぼのニュースだけだ。
NHKの正体―情報統制で国民に銃を向ける、報道テロリズム(OAK MOOK 293 撃論ムック)
西村幸祐

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地震?

193月09

昨日の夕方ニュースの時間になったのでチャンネルを切り替えたところ、トップニュースは30分前にメルボルン周辺で起きた地震の話題だった。えっ?地震なんかあったっけ?私の住む地域も揺れたエリアに含まれているのだが、一緒に部屋にいたダーさんも全く気がつかなかったと言う。訝しがる私たちをよそに、ブラウン管の中ではマグニチュード(英語圏ではRichter scale: リクター・スケールと呼ぶらしい)4.7で定義上は「小地震」の範囲に含まれる程度の揺れについて一大事のごとく報道が続く。
30分ほど経った後、そう言われてみると地震が起きたとされる頃、リビングと寝室を繋ぐドアが細かくカタカタと揺れていたのを思い出した。その時は風のせいかとさして気にも留めないでいたのだが、確かに普段見ることのない震え方ではあった。そうか、あれが地震だったのか。日本の震度で例えるなら、きっと「1」にも満たない揺れだったが、ラジオのモーニング・ショーが昨日の地震に関する体験談を募ったところ、「テーブルや部屋の中の物全部が揺れた」とか「ノイズが聞こえた」等のコメントが聴取者から寄せられていた。もしかしたら震度2くらいの地域もあったのかもしれない。
この地域では今月5日にもマグニチュードが同程度の地震が起きたばかり。それは36年ぶりの「大揺れ」だったらしいが、もちろん報告された怪我人はいない。ちなみに、この時もダーさんと私は一緒に部屋にいたのだが全く揺れには気がつかなかった。
地震国家に生まれ育った日本人は幸か不幸か地震への耐性はかなり身に付いているようだが、かつて大地の揺れをほとんど経験したことがないメルボルン住民が先日の大火災に続く自然の異変に不安を覚える気持ちは分からないでもない。
・・・でも、やっぱり騒ぎすぎだと思う。
Earth tremor shakes Melbourne suburbs – ABC News (Australian Broadcasting Corporation).
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月曜の夕方、テレビを見ていたら「パリス・ヒルトンがメルボルンにやって来た」というニュースが。なんでも、その日の朝メルボルン国際空港に降り立ったパリスと妹のニッキー他ご一行様は、午後から豪随一のおしゃれストリートと言われるChapel Street へ繰り出したとかで、彼女の姿を一目でも見ようと集まった人だかりが画面に。Chapel Streetは私もしばしば訪れる場所で、見慣れた風景の中にパリス・ヒルトンがいる様子は何ともシュール。ちなみに1ヶ月ほど前にはザック・エフロンが映画『ハイスクール・ミュージカル3』のプロモーションで同ストリートを訪れていた。パリスはともかくザック・エフロンはちょっと見ておきたかったかもしれない。それはともかく。
世界各国行く先々で何かとお騒がせのパリス。メルボルンでも40分間貸切にしたWayne Cooperのショップで31着5,560豪ドル (約34万5千円)也のお買い上げ、という噂がのぼり、これに噛み付いたのがチャリティー団体のボス。「5,000ドルもあれば、アフリカやアジアの2,000人が暮らす村が生涯きれいな水に不自由しなくなる」という主旨の発言をした件に関しラジオでも聴取者の意見を募っていましたが、さすがに「彼女が自分で稼いだお金をどのように使おうが自由ではないか」という意見が多数派だった模様。
このショッピングの一件については、パリス本人は「ドレスを5着買っただけ」と話す一方、「実際は1セントも支払っていない」との証言もあったりで真相は闇の中。そして、一行は招待されている大晦日のパーティーに出席するため、翌日には慌しくシドニーへ向け出発したとか。
ところでパリス絡みで驚いたのが、彼女がメルボルンに滞在した同日夜SBSで『サウスパーク』を見ていたところ、その日放送されたのが奇しくも彼女がフィーチャーされた回だったこと。話の大まかな筋としては、世間の注目を集めるパリスに憧れた街の小学生女子たちがどんどんパリスのようなふしだら娘化し異常な状況に陥る、という設定で、ラストではパリスとスレイブ君がどっちがよりふしだら(whore)かを競い対決。自分の中にパイナップルを突っ込んで勝ち誇るパリスに対しスレイブ君がとった手段は?―――結末に興味のある方はこちらでどうぞ。
このエピソードは本国アメリカで4年前に放送されていて、その際の本人のコメントは「見てないわ」だったそうですが、うっかり今回メルボルンで目にしてしまった、なんてことが起きていたらさすがにこの結末は彼女にとって屈辱的なんじゃ・・・・・。でも、まあ、心配するだけ無駄なんでしょうね、きっと。
Paris’s Melbourne shopping spree branded a publicity stunt | Herald Sun.
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競歩で泣く

238月08

競歩―――。子どもの頃はあのおしりをプリプリ振る独特の歩き方がただユーモラスにしか感じられなくて、ごくまれに放送されるこのマイナー競技の様子を見ては『どうしてこの人達はこんなおかしな種目を選んだんだろう』と不思議で仕方がなかったものだ。日本の山崎選手も練習中小学生に笑われたことがあるらしい。やっぱり。
しかし、ある程度年齢を重ね「20kmなり50kmをひたすら歩く。それもただ歩くのではなく、ルールの範囲内で可能な最速の早さで」ということがいかに過酷か理解できるようになった今は、見ているだけでこちらの股関節が磨り減っていくような感覚に襲われる。大体、普通の人間の歩く速さが時速4kmなのに、トップの選手は20kmを1時間20分、50kmを3時間40分ほどで完走(完歩?)するのだ。もしかしたら私の全力疾走より速いかもしれない。
20kmで銅メダルを獲った豪のジャレド・タレント選手がゴールを目の前にして突然「ゲボー」と戻したり、50kmを歩ききった選手が次々にその場に倒れて 動けないでいる様子を見ていると涙が勝手に溢れてくる。50kmで優勝したイタリアのアレックス・シュバーツァー選手がゴール後よろよろとコース脇で四つんばいになりトラックに顔を埋めて号泣し始めた時は、私もつられて号泣してしまった(人生を楽しむイメージの強いイタリアの人が地味な競技に真剣に取り組む姿が意外過ぎたのもある)。
静かに熱く残酷な中でも何か人の心に訴えかけてくるレース、競歩。マラソンと同じくらい注目されてもいいのに。


今回の五輪で3つの金メダル(4×200m自由形リレー、200m個人メドレー、400m個人メドレー)を獲得。オーストラリアの”Golden Girl”の名を不動のものにした競泳のステファニー・ライスが、今週発売の豪男性誌『FHM』のグラビアに登場。メダリストが大会もまだ終わらないうちに雑誌のカバー(しかもお色気系)に登場とは日本ではあまり聞かない話ですが、気になる写真の出来栄えはというと・・・

このタイミングで雑誌が発売されたということは、撮影自体は五輪前に終了していたはず。メダルがなければただの「出たがり娘」扱いに留まる恐れがありましたが、決してそれだけの女ではないところを自力で証明したステファニーは立派です。北京では今、あのフェルプス選手と恋の噂も流れているとか(ガセ臭いですが)。
リンク: Stephanie Rice linked to Michael Phelps | Herald Sun
リンク: Stephanie Rice | Herald Sun(彼女の本業での様子はここで)


オーストラリアにおいて五輪で最も国民の期待を集める競技は競泳。選手達はアイドル並の注目を浴び、CDまで発売される人気。その『Watch Us Come Alive』のレコーディングの様子は下で。

そんな中私の目に止まったのが、自由形のイーモン・サリバン選手。
五輪開幕前、イーモンは選手仲間で当時恋人関係だったステファニー・ライスと一緒に下着会社「Davenport」の広告に登場(注: その後五輪直前になって二人は突然の破局宣言。但し、過去くっついたり離れたりを繰り返している関係らしいので今後の展開は謎)。競泳競技がスタートしてからは彼の試合をチェックしては一喜一憂、ヒートアップしていたのですが・・・・・。
今大会3つの金メダルを獲得、現在豪選手団中最高の成績を挙げているステファニーの「FACEBOOK」にアップしていたプライベート写真が、先日豪水泳協会の間で「ややだらしがない」と問題に。全選手が「FACEBOOK」のパブリックアクセスを制限するよう命じられたとか。問題の写真のステファニーはセクシーコップ、80’s風、ボーラー等バラエティに富みなかなか愉快。ところが、それらの写真の中に愛しのイーモンのパーティー・ショットを見つけ驚愕。
イーモン・ザ・スモウ・レスラー
・・・・・短い恋でした。
リンク: Swimmer Stephanie Rice’s hot shots on Facebook banned | NEWS.com.au.

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日本人史上最年長の五輪出場選手となった馬術の法華津寛選手(67)。
オーストラリアでは馬術が人気種目ということも手伝ってか、先日五輪中継のスタジオトークの中で法華津さんの話題が取り上げられた。今回44年ぶりに五輪出場を果たしたこと、しばらく実業家として過ごし今は退職していること、残念ながら予選で敗退したこと等その辺の話をざっとしてゲストと盛り上がった後、最後は司会者の中年男性が
「わたしたちもやればできるかも!!」
という感じのことをカメラを指差しながら言って熱くしめた。
その後チャンネル7は法華津さんへのトリビュートビデオのようなものを作成、五輪中継の途中折にふれ流している。国内選手ですら個人でそんなビデオを作ってもらっている人はほとんどいないにもかかわらず、だ。内容は、法華津さんの演技の様子がスローのモノクロ映像で流れる中、「夢を持つことで若くいられる」(だったかな?うろ覚え)という法華津さんの言葉の英訳に続き
“Higher(より高く)”
“Wiser(より賢明に)”
の文字が浮かび上がる、というもの。1分くらいの短いものではあるけれど、これがなかなか感動的なつくり。実際にそのビデオをお見せできないのがとてもとても残念。
法華津さんの活躍は日本だけでなく、ここオーストラリアでも多くの人の心に訴えかけるものがあった模様。自分は何もしていないくせに、なんだか誇らしい気持ちになるのは何故だろう。

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00年シドニーと04年アテネの両五輪にわたり、オーストラリア人として最多の5つの金メダルを獲得した競泳選手、イアン・ソープ。06年11月、モチベーションの減退を理由に競技活動から引退。最近では、アテネ五輪後自らに関するドーピング疑惑報道(豪の反ドーピング機関(ASADA)による調査ではソープは潔白との結果)を行った仏新聞社を訴えたことでニュースになった彼が、先日五輪で賑わう北京に登場。お忍びだったらしく、こっそり撮られた写真に添えられたキャプションは以下の通り。
Ian Thorpe wore his hoodie and dark sunnies in an attempt to be anonymous in Beijing. And he almost succeeded … the body doesn’t look a lot like the Thorpedo we knew and loved
(イアン・ソープは北京ではフード付きの服と暗めのサングラスで一般人を装い、その試みはほぼ成功していた・・・・・その体つきは我々の知る、かつて愛したソーピード<注: ソープの愛称>には似ても似つかなかったのだ)
ちなみにその「かつて愛されたソーピード」の姿はこれ。
リンク: ソープ氏 薬物使用報道でレキップ紙を提訴へ 国際ニュース : AFPBB News.

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日本の五輪選手団も過去何度となくへんてこりんなデザインの服で開会式に登場して国民を困惑させたことはあるが(今回のはすっきりして良かったと個人的には思う)、衝撃が大きい時ほどテレビ等ではそれについてコメントが避けられていたような印象がある。なのに、こちらのワイドショーの司会者はオリンピックの開会式で豪選手団が着用したユニフォームについて
「あれ、ブルーのインクにチャポーンって漬けて引き上げたみたいだったよね」
などと容赦ない発言をしていることに、「そんな!あっさり!!」と朝からカルチャーショック。
しかし、私自身も正直なところ中継を見て『襟の部分とか服のシルエットとか、何もかもがおっさんくさい。おっさん達は似合っているけど、若い選手はかわいそうかも』と微妙な思いを抱いたので、公的に「ダサ」認定を受けていることを確認し妙な安心感を覚えた。選手団ウェアの酷さについては新聞でも取り上げられていて、ネットの記事についた読者からのコメント
Its 24 hours later and my friends and I are still discussing how hideous the Aussie uniforms looked. A 70s roller disco cap, a John Howard tracksuit and 80s bluelight disco silver shoes – cmon who are you kidding sportscraft! I dont know too many Aussie who relax in an outfit like that. AOC sack [...]