Posts Tagged ‘日本’

ハーミッシュ&アンディ(Harmish & Andy)は豪国内ではかなり知られた二人組。日曜夜の人気トークショー「Rove」にもレギュラー出演中のコメディアンです。
そんな彼らが平日夕方に持つラジオの冠番組の企画で今度日本を訪れることになったとか。日本滞在中二人が何をしたら良いと思うか日本在住の人からアイデアを絶賛募集中。
彼らが今までどんな活動をしてきたか、参考までにいくつか動画をご紹介。まずは「Rove」でちょうど1年前に放送された企画「ゴースティング」。路上を歩く人の後ろにこっそり付いてどこまで気づかれずにいけるか、というもの。

こちらは隠しイヤホンを着けたハーミッシュがアンディの指示通りの行動をしなければならない、というドッキリ。休憩中のタクシーの運転手さんに近づき「僕のこと知ってる?」と尋ねるハーミッシュ。知らないと答える運転手さんになお「サイン欲しい?」。いらないと言われても「5ドル」「5ドルくれるまでここを動かない」とか言わされています。

他にはタスマニア島へ帆船で渡ってみたり(途中嵐に出会って散々な目に)、メルボルン・パークのコートと同じ青色に全身を塗りたくって元世界No.1のジム・クーリエに挑戦してみたりというものもありました。活動履歴から察するに、アイデアはあまりシリアスなものではなくとにかく馬鹿馬鹿しいものの方が採用される可能性は高そうです。
豪テレビが以前日本でやった企画の中で印象に残っているのは、東京のある注目映画のプレミアで関係者でも何でもない別のコメディアンペアがレッドカーペットを歩くというもの。誰だかよく分からないのにそれっぽい格好をした外国人が歩いているのでとりあえずキャーキャー騒ぐ女の子や、キャストと勘違いしたインタビュアーの質問に適当なことを答えるやりとりがかなり笑えました。
私は二人に英語が全く通じなさそうな田舎のどこかを放浪してほしいと思っています。ハーミッシュ&アンディに日本でこれをやってほしい!というアイデアがひらめいた方はこちらから(もちろん英語でね)。
Unessential Listening
Hamosh & Andy


そんなの使えるに決まってるじゃん。使えなかったら一体何のためのクレジットカードなのか。アホか―――そんな私の思い込みは先日約2年ぶりに日本の地を踏んで早々と打ち砕かれた。
翌日のいとこの結婚式に出席するため、関空に到着してすぐ広島に移動することになっていた私たち。入国後、両替とレンタル携帯電話の手続きを済ませ、JR関西空港駅「みどりの窓口」に直行、列に並んだ。数分待ってやっと私たちの番に。
「福山まで大人二人。『はるか』は自由席で、あと新大阪から新幹線でお願いします」
若い駅員さんがチャッチャと発券作業を行う様子を眺めながら、日本語が通じる喜びをしみじみと感じる。あー、やっぱり日本って最高・・・・・。
「それじゃ、お二人分で17,940円ですね」
オーストラリアで作ったANZのFirst VISAカードを差し出すと、駅員さんが機械に通した。が、何か様子がおかしい。
「・・・・・あのー、こちらのカード、ちょっと照会の電話が必要みたいなんですけど・・・・・」
・・・・・えっ!?さっき携帯電話を借りた時は問題なく使えたのに!!
「あっ、すみません。じゃあ現金で・・・・・」
「いや、多分10分ほどお時間いただければ大丈夫だと思いますよ!」
お兄さんはあくまで笑顔でさわやかに応対してくれるが、後ろで何人も待っているお客さんがいたうえ、特急「はるか」の出発時刻が迫っていたこともあり、とてもじゃないが駅員さんに余計なお手間をとらせる気にはなれなかった。オーストラリアのカードが使えないとなると、この先日本での買い物どうしよう・・・・・。カードでいけると思ってたから、あんまり現金持って来なかったよ・・・・・。
思いもよらぬJRでのつまづきで、楽しみにしていたはずの日本旅行に一瞬立ち込めかけた暗雲。しかし、「後学のため」と以降もホテル、ユニクロ、ジュンク堂書店、東急ハンズ、ヨドバシカメラ他、あらゆる場所で果敢にオーストラリアのカードで決済を試みたところ、全ての店で何の問題もなく受け付けてくれたのだった。あー、良かった。
それにしても、だ。
JRを利用する外国人旅行客は決して少ないないはず。関西空港駅ならなおさらだ。全く受け付けないというわけではないにしても、国外のクレジットカードを受け付ける度に照会しているのか?それでいいのか、JR?改善を望まずにいられない。心から。
JR西日本約550駅 スタンプでめぐる鉄道の旅

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先日1年9ヶ月ぶりに日本に帰国を果たした。こんなに長い間日本を離れたのは生まれて初めてのことで、機内から真っ暗な中に紀伊半島方面の灯りが見え始めた時は少し涙が出た。
飛行機を降りると頬に感じる柔らかい風。ああ、これが日本の空気だよ。水分が多いよ。滞在中は化粧水をいつもと同じ量手に取ると顔全体にたたきこんでもまだ余り、肌の具合もずっと良かった。日本の空気に含まれる水分の多さを実感。
日本に着くとやはり何か日本的なものが食べたくなって、JR関西空港駅のキオスクで買った梅干し入りのおにぎりをかぶりつきながら大阪へ向かう。やたら明るいコンビニの店構えとかお祭りの提灯とか快速通過待ちの電車内で眠りこけているサラリーマンの姿とか、車窓から見える全てのものが懐かしい。ところで「咲くやこの花中学」とかいうふざけたネーミングの学校も見えたが一体誰がどうしてそんな名前を付けたのか。ここの卒業生は履歴書に「平成○○年 大阪市立咲くやこの花中学校卒業」とか書かなくてはならないのか。一体何の罰ゲームなのか。
深夜、ホテルに落ち着いてからはテレビから目が離せない。オーストラリアに引っ越す直前は地上波の番組はうるさくてほとんど見ていなかったのに、「土曜ワイド劇場」の「隠蔽捜査2~果断~所轄署VS警視庁特殊班 人質夫婦が料理を作る奇妙な立てこもり事件”カラ弾倉の謎” 署長の危機!!」が面白すぎて、気がつけば丸々2時間見入ってしまった。
ラストシーン。入水自殺を図ろうとやって来た千葉の海岸で警察に追い詰められた事件の真犯人の中年夫婦。署長(陣内孝則)が「あなたたちが死んでも亡くなった娘さんは喜ばないぞ!」と叫ぶと、「やったのは私なんです!!」(平泉成)「あんた!本当の事を言いましょう!!」(赤座美代子)とすがるお約束な展開が2年近く日本を離れていた私の目にはこの上なく新鮮に映る。高校生の息子役の子よりも細い眉をした陣内孝則が元キャリア官僚の警察署長には全く見えないことすら今なら許せてしまう。
コンビニ(ファミリーマート)に行ったら行ったで「プリン480」「琉球酒豪伝説」「男のチョコシュー」他、素敵なネーミング、新商品の山にクラクラ。缶コーヒーや缶ビールの目新しいデザイン、「無印良品」商品の充実した品揃え、特別企画で並べられた懐かしい駄菓子等に気をとられているうちにあっという間に1時間経ってしまった。オーストラリアのコンビニは大抵島が真ん中に一つあるだけで商品はいつ行っても変わり映えしないことを思うと、日本のコンビニはいかにお客に購買意欲を湧かせるか各メーカーが血道をあげるスタジアムのよう。
また、あらゆるお店で遭遇した店員さんたちの素晴らしさには度々驚かされた。夕食をご馳走してくれるという新米主婦の友人とスーパーでにんにくを探していたところ、国産の1個500円のものしか見当たらない。友人が近くにいた店員さんに「にんにくはここにある分だけですか?」と尋ねるとそうだと言うので、私が「乾燥のスライスにんにくならもうちょっと安いかも・・・・・」と呟くや、その若い男性の店員さんは笑顔でササーッと私たちをスライスにんにくのある売場へ連れて行ってくれた。
他にもJRで期間限定の企画切符を自動販売機で買う方法が分からずオロオロしていると、駅員さんが飛んできて画面のボタンを押してくれ、サンマルクカフェで大好物のチョコクロをトレーに移そうとしていたら、店員さんがカウンターの向こうから焼きたてのものをサッと差し出す。展望ラウンジの喫茶店で友人と写真を撮っていれば、すかさずウェイターの男の子が「シャッターを押しましょうか?」と申し出てくれ、ユニクロで柄物の下着を買えば、商品を袋に入れた後心配そうに「こちら、袋に少々”透け感”がございますが・・・・・」。週末の深夜ごった返す三宮のバーでは、空席がなかったためしばらくカウンターで飲んでいた私達のグループを、席が空くやいなや店の女の子が誘導してくれたうえ、人数分の椅子をえっちらおっちら運んでくれる。・・・・・なんでみんなそんなに優しいの!!あなた達は天使ですかッ?!決してオーストラリアの店員さんが特に不親切というわけではないはずなのに、次から次へと繰り出される日本的な気遣いが日本を離れていた私の琴線に絨毯爆撃。
私も以前接客の仕事をしていたので、時には過剰とも思えるサービスを暗黙のうちに要求される日本で働くことのしんどさは少しは理解しているつもり。それでも細やかな心遣いを受ければやはりうれしいし、これからも失ってほしくない。そして、その日本らしい優しさを守り続けるために私はせめていいお客さんでありたい。心からそう願った今回の母国滞在なのでした。

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「ところで”Kenny”って誰?」
ケニーは06年に豪国内で公開され大ヒットを果たした映画『KENNY』の主人公。仮設トイレの貸出を生業とする配管工で、離婚した奥さんと暮らす愛する息子は5分の距離に住んでいるのに会う事もままならずも、自分の仕事に誇りを持ち日々真面目に働く男。豪俳優シェイン・ヤコブソン演ずるところの彼をモデルにした喋るお人形も売られるほどの人気者に。映画のさわりは下のトレイラーで。ところで、おっさんという人種はどこの国でもアクセントがキツいものらしく、ケニーも何言ってんだかさーっぱり聞き取れません!(まるで、他の人が言うことなら聞き取れるような言い草)。

そんなケニーがこの度活躍の場をTVに移し再登場。30分番組『KENNY’S WORLD』の中でシェイン・ヤコブソンはあくまで「ケニー」として登場するかたちをとっているものの、彼が世界各国のトイレ事情を体当たりで探る様子を記録したドキュメンタリータッチ。その第1、2回の舞台はなんと日本!
ケニーが日本で訪れたトイレ関連の場所はバラエティに富み、日本人の私でも知らなかった場所や物も多く充実した内容。その一部を挙げると、
・京都の土産物屋で、「幸運をもたらす」という触れ込みの金色に輝くウ○コの置物をチェック。
・06年から07年にかけて全国の官庁のトイレで起こった「謎の一万円札騒動」。その現場の一つである都庁の男子トイレを訪問。
・「おしりだって洗ってほしい」のCMで80年代に一世を風靡した戸川純を交えてのカラオケ大会
・福岡TOTO本社では朝礼で従業員の皆さんと朝のラジオ体操、便器の歴史を振り返り、「ウォシュレット」「音姫」は当たり前、マッサージ機能まで備えた最先端の便器事情を見学。
・トイレの神様を奉る伊豆・明徳寺で健康祈願。どんな所かは「日本の珍スポット100景」さんの当該ページに詳しいので興味のある方はどうぞ。
・他家のトイレ清掃を奉仕活動として行っている京都・一燈園の研修会に参加。
また彼の活躍は映像の世界に留まらず、今回の撮影を機会に知った安全なトイレの確保に困難を抱える人々の事情を国際会議で発表するなど精力的。「Kenny」のキャラクターが広く愛され成功している理由は、シェイン自身の温かい人柄に拠るところも大きそうです。
『KENNY’S WORLD』は豪TV局「Channel TEN」の番組サイト内で視聴可(地球儀の中の「VIDEO」をクリック。音が出ます)。それにしても、外国のTVで見る日本は自分の母国とは感じられず、いつもどこかよその国に見えるから不思議。
リンク: KENNY | Official Movie Site | Madman Cinema.
リンク: 豪の「トイレ大使」、トイレと人権について語る 国際ニュース : AFPBB News.


日本人史上最年長の五輪出場選手となった馬術の法華津寛選手(67)。
オーストラリアでは馬術が人気種目ということも手伝ってか、先日五輪中継のスタジオトークの中で法華津さんの話題が取り上げられた。今回44年ぶりに五輪出場を果たしたこと、しばらく実業家として過ごし今は退職していること、残念ながら予選で敗退したこと等その辺の話をざっとしてゲストと盛り上がった後、最後は司会者の中年男性が
「わたしたちもやればできるかも!!」
という感じのことをカメラを指差しながら言って熱くしめた。
その後チャンネル7は法華津さんへのトリビュートビデオのようなものを作成、五輪中継の途中折にふれ流している。国内選手ですら個人でそんなビデオを作ってもらっている人はほとんどいないにもかかわらず、だ。内容は、法華津さんの演技の様子がスローのモノクロ映像で流れる中、「夢を持つことで若くいられる」(だったかな?うろ覚え)という法華津さんの言葉の英訳に続き
“Higher(より高く)”
“Wiser(より賢明に)”
の文字が浮かび上がる、というもの。1分くらいの短いものではあるけれど、これがなかなか感動的なつくり。実際にそのビデオをお見せできないのがとてもとても残念。
法華津さんの活躍は日本だけでなく、ここオーストラリアでも多くの人の心に訴えかけるものがあった模様。自分は何もしていないくせに、なんだか誇らしい気持ちになるのは何故だろう。

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メルボルンで新聞と言えば代表的なのは「The Age」と「Herald Sun」の2社。今から1年前語学学校に通っていた頃、授業中
「『The Age』を読みなさい!『Herald Sun』はブルーカラーの読む新聞だから!」
と切り捨てた先生に『今どきそんな言い方をして大丈夫なのか?』とドキドキしたことがありますが、とにかくそんな感じで一般的に高級紙と認知されているのは「The Age」の方。
その「The Age」のHPで連載中のブログに先日気になる記事が。タイトルは「The man-whores of Tokyo(東京の売春夫)」。タイトルから先日の毎日新聞英語版サイトで起きた事件を思い起こした私は、「ここでも日本女性が性的にどうのこうのと面白おかしく書き立てているのか」と疑い、早速チェック。
この記事を書いたライター氏が、東京で実際に「出張ホスト」として働いていた二人の知人から聞いた話が記事を書くきっかけだったとか。二人の顧客はともに「夫の出張が多く留守がち、かつ離婚の意志は全くない富裕層の年配女性」で、うちアメリカ人男性の方は数年間付き合いのあった顧客から100万円相当の腕時計を始め数々のプレゼントを受けたものの体の関係はなし。対照的にもう一人の豪男性は約4万円の予算で収まるようデートを手配するのはいつものことで、高価な贈り物には縁がなかったとか。
記事内で紹介されているエスコートサービス会社のHPへアクセス。サイトによると、派遣される外国人男性はお客の「イエスマン」になってくれるとかで「何でも」申し付けていいらしい。何を言っても「うん、うん」と頷いてくれる相手が欲しい時私が今興味を示すのは「ペコッぱ」ですが、奥様方が抱えているのはおもちゃで誤魔化せるレベルの問題ではないことは明らかで。
結局のところ、記事からは日本のイメージを貶めようとかそういった意図は一切感じとれず、男性であるライター氏が「女性が男性をお金で買う」という行為にまつわる心理や意見を知りたいだけ、という印象を受けました。読者からのコメントでも、「日本ってそんなに乱れた国なの?」といったヒステリックな反応は今のところ全くないので念のため。
「出張ホスト」と言えば、やる気のない男子高校生がひょんなきっかけで出張ホストのバイトを始め人生のあれやこれやに思い悩みつつ成長していく姿を描いた一条ゆかりの『正しい恋愛のススメ』が傑作。マンガは三角関係をはじめドロドロな内容てんこもりでしたが、現実の世界はどんな人間模様が繰り広げられているんでしょうか?知りたいような、知らないで済むならその方が幸せなような。その手の世界に縁がない私としては
「お金なんていくらあってもしょうがないのよーーー!!!」
とか一度泣きながら言ってみたいもんですが。無理か。
リンク: The Age Blogs: All Men Are Liars.

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